2020年6月「ときめきガレージブログ」開設しました!

タマネギ栽培で失敗した人に伝えたい栽培方法5つのコツ!

ときめき
ときめき

初めて貸し農園で玉ねぎを栽培しようと思っているんだけど、私にもできるかな?

貸し農園で野菜作りをしている人は、玉ねぎを栽培する人は多いよ。初めての人でも作りやすいし、ちょっとしたコツを把握すれば失敗することも少ないしね。

ときめき
ときめき

そうなんだ、それなら初心者の私にでもできそうだね。せっかく作るなら大きくて美味しい玉ねぎを収穫したいわ。早速玉ねぎ栽培の失敗しないコツを教えて♪

この記事では、

貸し農園や家庭菜園スペースで初めて玉ねぎを栽培する人に、私が初めて玉ねぎ栽培をする時に知っておけばよかった、栽培の前に覚えておいたほうが良い栽培手順と美味しい玉ねぎを栽培するコツを紹介していきますね。

とっきー
とっきー

私は貸し農園で週末を利用した野菜づくりを始めて8年になります。今では年間を通じて40種類以上の野菜を栽培してます。色々試行錯誤ではありますが、知識と経験が少しでも初めてはじめる人の役に立てればと思っています。

栽培手順とタイミングのコツをつかめば玉ねぎ栽培は初心者でもカンタンです

まずは、玉ねぎの栽培手順とタイミングを掴もう

まずは、玉ねぎを育てるための手順を説明していきますね。

ここでは、苗を植えつけて栽培する手順になります。

土づくり【植えつけの2〜3週間前(10月中旬)】

苗の植え付けの2週間前には「苦土石灰」で土の酸度調整を行います。
1週間前には「堆肥」及び「元肥」を加えながら耕します。

畝立て【植えつけ1週間前】

「堆肥」「元肥」を入れ、充分耕したら畝を立てていきます。
玉ねぎの畝の幅は50cm、株の間は15cm程度あけます。

マルチ張り【植えつけタイミング】

畝を立てた後にマルチ(黒マルチ)を張ります。

※黒マルチはお好みですが、気温が下がってきたときの土内の保温効果、雑草の抑制効果があります。

苗の植えつけ【11月初め〜※早生の場合】

マルチを張って、ミシン目に沿って穴をあけた後、穴一つごとに苗を植えつけていきます。

※苗の根が伸びている場合は、根先をカットして植えつけると植えやすくなります。
また、植えつける際根元の白い部分をすべて土中に埋めてしまわないよう、少しだけ白い部分が土から出るように注意します。

追肥&除草【1回目:12月初旬、2回目:2月下旬】

玉ねぎは収穫までの間に2回追肥を行います。

追肥には、ゆっくり効かせることのできる「ボカシ肥」か「鶏糞堆肥」を株元に撒きます。

追肥のタイミングで除草も行い、軽く土を柔らかくした状態で肥料を撒いてあげると効果的です。

マルチ穴周辺に雑草が生えてきますが、生長の妨げにならないように除草しておきましょう。

収穫【5月終わり(品種により異なる)】

いよいよ収穫です。収穫タイミングは、根元が自然に倒れてきます。

※雨の日の収穫は玉ねぎが腐る原因になるので、天気がいい日に収穫をするようにしましょう。

私が初心者の頃に知っておきたかった、おいしい玉ねぎを収穫できるコツを5つ紹介します。

①玉ねぎの植えつけ準備は早めにしよう

11月初旬より早生の玉ねぎの苗を植えつける場合、玉ねぎの土づくりは10月中旬ごろ(苗の植つけの2週間前)から行います。

10月は他の秋冬野菜の栽培準備、夏野菜の撤去等で作業の忙しい時期。

さらにこの10月の時期は台風等の影響もあり、「雨の日が多い」のも特徴で、
私のように週末のみしか作業ができない場合、作業がどんどん遅れてしまいます

玉ねぎの栽培は寒くなるまでにしっかり根付くよう植付けのタイミングを守ることが大切です。

秋冬野菜の作業が遅れても最適な時期に植えつけが行えるように、白菜やダイコン等の植えつけ作業も行う場合、玉ねぎの土づくりから畝の作成まで一緒のタイミングでやっておくといいと思います。

②種から?苗から?どちらから育てるのがベスト?

玉ねぎ栽培を始める場合、種から始めた方がいいのか、苗を購入した方がいいのか・・・初心者ならやっぱり苗からがいいかな?

玉ねぎを栽培するときに、タネから始めた方がいいのか、苗を購入して植えるのがいいのか迷うところですね。

初心者だから「苗」、ベテランだから「種」からということはないかとは思いますが、より簡単なのは苗を購入して始めるのが良いでしょう。

苗から始めるメリット、種蒔からのメリットを知った上で、自分にはどちらがあってるのか選ぶといいですね。

では、それぞれのメリットを紹介していきますね。

とっきー
とっきー

私は両方経験したことはありますが、最近は苗を購入して植えつけています。時間の余裕があれば、種蒔からが理想です。

【苗購入して栽培のメリット】

  1. 育苗の手間が省ける
    育苗期間が約2ヶ月と長く、特に9月の暑い時期は水やりをしっかり行えないと発芽しません。
  2. 植えたいタイミングで最適な苗が購入できる
    →気温の変化等で植えたいタイミングで育苗の苗が大きく生長していないことがあります。
  3. 大きさ、太さが均一の苗が購入できます。

私の育て方に問題があるのかもわかりませんが、特に②のケースで、慌てて苗を購入するために園芸店に行ったら売り切れでした・・・

逆に種蒔のメリットは、

【種蒔栽培のメリット】

  1. 種から育て、手間隙をかけて収穫した玉ねぎは格別です
  2. 苗から育てるより、栽培の楽しみを味わえる
  3. 苗を購入するより栽培コストを抑えることができます。

苗から、種からの栽培ともメリットはありますので、メリットを考慮した上で栽培方法を選ぶようにしましょう。

③品種選びは有名品種より植え付け、収穫時期をイメージして選ぼう

ときめき
ときめき

やっぱり玉ねぎは「淡路玉ねぎ」を植えたい!ホームセンターで売っているのを見かけたので購入しようかな

とっきー
とっきー

淡路玉ねぎの品種を選ぶものいいけど、同じ淡路玉ねぎでも「早生」「晩生」「中生」等の品種があるので、収穫した後の貯蔵や、玉ねぎの食べ方を考えて選んだ方がいいよ

玉ねぎを栽培する際に、初めは名前で選んでしまいがちです。(私もそうでした)。

栽培する際に、収穫をイメージすると大切なのは、「みずみずしい「春たま」として玉ねぎサラダを食べたい」と思って栽培するのか、

「できるだけ長期間保存して長い間玉ねぎを使いたい」と思って収穫するのかで
選ぶ品種が変わってきます。

選ぶ品種としては、「早生」「普通」「晩生」等植えつけるタイミングや収穫時期も変わってくるので注意が必要です。

それぞれのメリット・デメリットを紹介していきますね。

メリットデメリット
早生収穫が早い
栽培が簡単
貯蔵期間が短い(夏まで)
中生程よい栽培期間と貯蔵期間(年内)
晩中生貯蔵期間が長い(来春)栽培期間が長い
玉ねぎの品種によるメリットとデメリット

栽培のポイントは、「貯蔵期間」と「栽培期間」。

できるだけ長期間保存できる玉ねぎを栽培したいのであれば長期間の保存に適した「中晩生」や「晩生」の品種を選びましょう。

「早生」の品種は、栽培期間が短い分、ベト病等の病気にかかりにくく、収穫した実が硬くなってしまう「トウ立ち」のリスクも少ないので、初心者向けの品種だと思います。

なので、たくさんの玉ねぎを収穫して、次の収穫まで保存したい場合は「晩生」の品種で植え付けるといいですね。

④植付けのときに「黒マルチ」は張ったほうがいい?

黒いビニールを張っているのをよく見かけるけど、張ったほうがいいのかな?どんなメリットがあるんだろう。

玉ねぎに限らず秋冬に野菜栽培をする場合、私は基本黒マルチを張って栽培するようにしています。

黒マルチを張るメリットを挙げると、

【黒マルチを張るメリット】

  1. 寒い期間も地温が上がり生長が促進される
  2. 雑草を除草する手間が省ける
  3. 等間隔に苗を植えやすい ※1
栽培ポイント ※1

ダイソーで販売している「穴あき黒マルチ」を使えば、あらかじめマルチにミシン目が等間隔(15cm間隔)に空いているので、等間隔に測って穴を開ける手間が省けるので便利です。しかも100円ってのがうれしいですね。

とっきー
とっきー

ダイソーの黒マルチは玉ねぎ以外にも使い勝手が良いので重宝しています。かさばらないし、カンタンに張れるのでおススメです

⑤美味しい玉ねぎを大きく育てるちょっとしたコツ

ときめき
ときめき

大きな玉ねぎを育てるにはどうしたらいいの?せっかくなら大きくて美味しい玉ねぎを収穫したい!

確かに大きな玉ねぎが収穫とテンションが上がります。

初めの頃は大きな玉ねぎを育てるにはどうしたらいいんだろうとそればかり考えていましたね。

大きくて美味しい玉ねぎを栽培するコツを体験談から紹介すると、

【大きくて美味しい玉ねぎを収穫する4つのコツ】

  1. 植えつける苗の大きさは、根元が✏️エンピツ位の太さの苗を選ぶ。
  2. 苗を植え付ける間隔を等間隔(15cm)にする
  3. 苗を植えつけるタイミングを逃さない(品種による)
  4. 追肥のタイミングを守る

ポイントは、冬の寒くなる前に土中にしっかり根が張った適切なサイズの苗に育てておくことが重要です。

さらに、玉が大きくなる「暖かくなる前」にしっかり肥料を効かせることです。

苗が大きくなり過ぎても、小さ過ぎても大きくて美味しい玉ねぎができないので注意しましょう。

おいしい玉ねぎを収穫するためのまとめ

とっきー
とっきー

それでは美味しい玉ねぎを収穫するためのコツをまとめますね。

いかがでしょうか。美味しい玉ねぎを栽培するためのコツは、

  • 苗の植えつけタイミングは大事です。準備は早めに行いましょう。
  • 初心者は苗からの栽培がおススメ
  • 植え付ける苗は、栽培期間・貯蔵期間を考慮して品種選びをしよう。
  • 黒マルチを張って栽培すると作業効率が高まります。
  • 4つのコツを守れば大きく美味しい玉ねぎが収穫できます。

長くなりましたが、ここまでお読みいただいてありがとうございます。

この記事が初めて玉ねぎ栽培をされる方に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

このブログでは、初めて貸し農園で野菜栽培を始められる方に栽培方法を紹介していますのであわせてお読みいただければと思います。

とっきー
とっきー

ココナラのサイトで、「野菜栽培の相談」も承っていますので、お気軽にご相談ください

参考 初心者の方への野菜栽培アドバイスココナラ

2 COMMENTS

とっきー とっきー

コメントありがとうございます。完全に見逃していました。
お母様も玉ねぎ作ってるのですね😊大量に収穫できたら嬉しいですよね

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