2020年6月「ときめきガレージブログ」開設しました!

キュウリの仕立て方を覚えるだけで収穫量が変わる!

とっきー
とっきー

キュウリの株は植え付けたあと生長に合わせて仕立てを

していくだけで収穫量が変わり収穫期間を伸ばすことができます

仕立てに必要な作業&方法を紹介します。

キュウリの仕立てが大切な理由

そもそも「仕立て」とはなんでしょうか?

仕立てとは、キュウリの株がまだ幼い間、葉やツルの生長をコントロール

し、土中で根をしっかり張せます。

そうすることで、しっかりした株元を作ります。

しっかりした株元を作ることで栄養分が株全体にしっかりと行き渡るように

なり、多くの収穫量が見込め、病気にも強くなるというメリットがあります。

キュウリの仕立てに必要な作業

キュウリの仕立てにはどんな作業が必要でしょうか?

いろいろな種類がありますので整理していきますね

名称作業方法
整枝(せいし)余分な葉やツルを除去する作業です。
わき芽摘み主枝と本葉の間から芽が伸びてきます。
その出てきた脇芽を取ってしまう作業です。
摘芯(てきしん)成長点を摘んでしまう作業です。
摘花(てきか)1番初めにできた花を摘んでしまう作業です。
摘果(てきか)1番初めにできた実を大きく育てずに摘んでしまう作業です。
整葉下の方の茶色くなった葉を取り除く作業です。
仕立て作業の種類

また、合わせて説明をわかりやすくするためにキュウリの名称を紹介ます。

部位名称説明
主枝(親づる)初めに出てくる1番太い幹のこと
子づる主枝と本葉の間から出てくるわき芽を伸ばしたツルのこと
孫づる子づると本葉の間から出てくるわき芽を伸ばしたツルのこと
キュウリ部位の名称説明位

収穫量が変わるキュウリの仕立て方法

キュウリの仕立て方法を説明します。

キュウリを仕立てる目的は「しっかりした株元を作ることです」

ですので、キュウリの株が成長する初期段階の作業になります。

成長の中盤からは伸ばし放題で大丈夫です。

主枝から発生する本葉の一枚につき1節と数えます

キュウリ苗の仕立て方

5〜6節までのわき芽をすべて取り除きます
株の生長に合わせネットを張り、親づるを誘引します。
7節以降の子づるを伸ばします
伸ばした子づるは途中で摘芯します

子づるに雌花がついたら、その先についている葉を2枚残し、そこから先のつるは摘み取ってしまいます。

※子づるに1〜2つの実を収穫が目安。

※葉がなくなると果実に成長しないので先の2葉位は残すようにしましょう。

親づるが支柱の先まで伸びたら摘心します

支柱の高さは作業ができるくらいの高さ(180cm)の長さが目安です。

初めについた花を摘花します。

初めてついた果実が大きくなる前に摘果します。

初期段階での株に負担をかけないためにも大きくなる前に取り除いてしまいましょう

生長に合わせて、下葉(変色し老化したもの)は摘葉します。

摘葉は風通しや採光を良くし、雨での泥跳ね等のリスクをなくします。

以上の仕立てを行うことでしっかりした株の土台が出来上がります

細かい作業が苦手なら「地這型」の苗を選ぼう

苗の種類には「節なり型」と「地這型」の2種類があります。

「節なり型」とは字のごとく節ごとにキュウリの実をつけます。

「地這い型」は、節一つ飛ばし毎に実をつけます。

節なり型の仕立て方法は上記で紹介したように整枝やわき目摘みをおこなって

育てるのですが、

地這え方の場合は、節の一つ飛ばしに実が付く分ゆっくりと生育するので、

放任主義でも収穫期間が長く栽培することができます。

ですので、細かい仕立ては苦手という人は、地這い型の苗でネット張りで

栽培すると良いでしょう。

ただ、ツルが伸ばし放題の状態になるので株間は広げて育てた方が良いです。

キュウリ苗の仕立て方まとめ

とっきー
とっきー

キュウリ苗の仕立て方はわかりましたか?

これは取ってもいいの?これは伸ばしてもいいの?

と初めは覚えるまでは大変でした。

慣れたら迷うことなく作業することができますので

チャレンジしてみましょう。

では、キュウリの仕立ての方法のまとめです。

  • 株の初期段階で仕立てをおこない、しっかりした株の土台をつくる

    ことは、長期間いキュウリの実を収穫するには大切。
  • 仕立て方法は作業工程や種類が多く難しそうだが、慣れると

    簡単な作業
  • 株間がしっかりとれ栽培面積が取れる状態であれば、地這型の苗を

    ネット張りで放任で育てても収穫期間を長く栽培できます。

以上がキュウリの仕立て方の方法です。

仕立てをしっかりおこなって、土台のしっかりした株を育てていきましょう!

とっきー
とっきー

【筆者の紹介】

私は貸し農園で週末の休みを利用して野菜づくりを始めて8年になります。

今では年間通じて40種類以上の野菜を栽培しています。

今では野菜づくりにもすっかり慣れましたが、初めは試行錯誤で失敗の連続でした。

ここでは、私が野菜づくりをはじめた頃に知っておけばもっと上達が早かったのにと思う栽培のコツを紹介していきます。

温や降水量、日照時間によって思いどおりの野菜が収穫できないこともありますが、種や苗から育てて収穫できた野菜の美味しさは格別です!!

一緒に美味しい野菜がいっぱい栽培しましょう!

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