2020年6月「ときめきガレージブログ」開設しました!

ブロッコリー栽培で失敗した人に伝えたい栽培のコツ!

ブロッコリーを栽培してみよう!

この記事では、ブロッコリーの苗での栽培〜収穫までの方法をまとめました。

まずは、簡単に私の自己紹介をさせてくだい。

私は週末の休日を利用して、近くの貸し農園で野菜づくりを楽しんでいます。野菜づくりをはじめてから8年になります。

はじめは働きながらの畑栽培だったので、週末だけで野菜づくりは可能なのか不安な中で始めましたが、今では年間で40種類以上の野菜を栽培できるようになりました。

週末だけの限られた時間での栽培になりますので、できるだけ効率的にかつ失敗を減らしながら野菜栽培を楽しむにはどうしたらいいのだろうと試行錯誤の毎日です。

今でも天候不純やアクシデントで失敗することはありますが、美味しい野菜が収穫できたら最高の気分が味わえます。

ここでは、
「これから貸し農園で野菜栽培を始めたいと思っているが栽培方法がわからない」

「ブロッコリーの栽培にチャレンジしたいので栽培手順を知りたい」

「週末の限られた時間だけで栽培するので、効率的に栽培するコツが知りたい」

「初心者でも簡単に栽培できる野菜が知りたい」

方に、週末だけの数時間を利用して、美味しい「ブロッコリー」を収穫できる効果的な栽培方法や初心者の方でm失敗しない栽培のコツをまとめています。

これからのブロッコリー栽培の際の参考にしてもらえたら嬉しいです。

とっきー
とっきー

秋栽培のブロッコリーは暑さの残る時期からでも栽培ができるのがいいですね。秋野菜栽培の第一弾といった感じでしょうか。

この記事で学べる事

・ブロッコリー栽培に必要な準備物、栽培手順が分かります

・ブロッコリー栽培の失敗しない育て方のコツが分かります

・週末の時間だけで効率的に栽培するための栽培のコツが分かります

ブロッコリー栽培の特徴

作物科目土壌PH推奨間隔
ブロッコリーアブラナ科6.0〜6.52〜3年
アブラナの特徴

ブロッコリーの特徴は、6.0〜6.5pHの多くの野菜で見られる弱酸性を好みます。
6.5pH以上の場合は、苦土石灰を使用し土壌調整しましょう。

また、連続して同じ作物を栽培することで起こる連作障害になっらないように、最低2〜3年は同じ場所で栽培することを控えましょう。

失敗しないブロッコリー栽培のポイント

・特に夏植えの場合は、害虫に苗がやられないように防虫対策をしっかりとるようにしましょう。(特に苗が小さいときに成長点を食べられると致命傷です)

・大きなブロッコリーを収穫するには、しっかりした間隔(40cm以上)を空けることと、定期的に追肥を行うことが重要です

・苗を購入する場合は、葉がなく4枚程度のあまり大き過ぎず茎が太く安定感のあるものを選ぶと良いでしょう

ブロッコリー栽培に必要な準備物を準備する

ブロッコリー栽培の準備物は、

①土づくり&畝を立てるために使用するもの
②生長に必要な栄養分(肥料)
③害虫から守るために必要なもの

の大きく分けて、3つの準備物が必要です。

準備物目的用途
備中鍬&平鍬土づくり土壌を耕す際や畝を立てるために使用します。
備中鍬は土壌が硬い場合に使用すると便利です。
酸度計&苦土石灰土づくり土壌の酸度を測る際にあると便利です
土壌に酸度調整が必要な場合にまきます。
牛糞堆肥土づくり土壌をふかふかにするための堆肥として使用します。
鶏糞堆肥栄養分苗の生長を即すための元肥、追肥として使用します。
防虫ネット・アーチ支柱防虫苗の生長を害虫から守るために使用します。
ネット止めピン防虫土壌と防虫ネットの隙間を埋めるために使用します。(ネットに土を被せることでの対策も可能ですが、追肥作業を考えるとピンで止める方が作業負担を減らすことができます)
ブロッコリー栽培に必要な準備物

ブロッコリー栽培の栽培スケジュールを把握する

では、ブロッコリーの栽培を苗から始める場合のスケジュールを確認していきましょう。

ブロッコリーの栽培は、春植え、秋植えの年に2回栽培が可能です。

春植えの栽培期間(3月下旬〜6月中旬)
秋植えの栽培期間(8月中旬〜11月下旬) ※栽培地域や品種により異なります

になります。

栽培スケジュール

土づくり(2週間前から)【春:3月中旬 秋:8月初旬】

ブロッコリー栽培のための土づくり〜畝を立てます。

苗の植え付け・防虫ネット張り【春:3月下旬 秋:8月中旬】

畝に苗を植えます。その後、害虫対策として防虫ネットを張ります。

追肥・土寄せ 【2〜3週間に一度】

株元に追肥&土寄せを行います。

収穫【春:6月中旬 秋:11月下旬】

大きくなった蕾を収穫します。

ブロッコリーの栽培方法

とっきー
とっきー

【週末栽培のコツ】栽培スケジュールのイメージは掴めましたか?雨が降ると作業が2週間延びますので、作業が大幅にズレ込みます。作業のイメージを掴んで前倒しに作業をすることがオススメです

土づくり

まずは土づくりです。苗植付けの2週間前から始めると良いでしょう。

2週間前に、土を耕した状態で、酸度を測ります。必要であれば、苦土石灰を撒きましょう。ブロッコリー栽培に最適な土壌酸度は弱酸性の6.0〜6.5pHです。

1週間前には、土壌改善のための牛糞堆肥、苗の生長を促進するための元肥として鶏糞肥料をあらかじめ入れ土に馴染ませておきます。

畝を立てる

牛糞堆肥、鶏糞肥料を撒き土と混ぜ合わせたら、畝を立てていきます。

畝の幅は60cm〜70cmが最適です

苗の植付け&防虫ネット張り

苗を植えつけていきます。蕾を大きく育てるには十分な間隔が必要です。株間同士を40cm程度空けると良いでしょう。

また秋植えの場合は、8月下旬のまだまだ残暑が残る暑い時期になりますので、作業は夕方の涼しい時間にするのが良いと思います。

また、植え付け前に苗のポットをそのまま水に浸け、十分に吸水させた状態で植え付けを行いましょう。また、苗を定植後にも最後水を撒き、乾燥させないようにしましょう。

【週末栽培のコツ】苗がまだしっかり根付いていない時期に、土が乾燥する状態は失敗の原因になります。週末までに土を乾燥させないようにポットに充分吸水させた状態で植えつけ、できるだけ早く根付かせることは大切なポイントです。

追肥&土寄せ

苗が土壌に根着くと、今度は株をどんどん大きくしていく作業になります。

2〜3週間に1度、追肥を行います。その際、熊手などで土壌を軽く耕すことで肥料の馴染みが良くなります。

また、株元に土寄せしてあげることで、株元が安定し育ちやすくなります。土寄せも併せて行っておきましょう。

とっきー
とっきー

【週末栽培のコツ】2週間に一度の追肥は規模にもよりますが、なかなか大変な作業です。私は、月に一度の鶏糞での追肥、後1回は液肥を水撒きで与えることで効果的に追肥を行っています。

収穫

花蕾がどんどん大きくなったらいよいよ収穫です。

目安は直径が10cm〜15cmになった頃に頂花蕾(頂点の花蕾)の茎部分をハサミやナイフで切り取り収穫します。

頂花蕾の収穫が終わった後も脇芽からどんどん側花蕾が出てきます。その花蕾も収穫して食べることができますよ。

大きくなるのを待っていると、蕾の花咲いて美味しくなくなりますので蕾の締まった時期に収穫するようにしましょう。

ブロッコリー栽培のまとめ

いかがでしたでしょうか?ブロッコリーの栽培はポイントをしっかり押さえておけば、初心者でもカンタンに栽培できると思います。

ブロッコリー栽培のポイントは、

  1. 植え付けの際の害虫予防はしっかりおこなう
  2. 定植する際は、苗ポットをしっかり吸水させた状態で植え付け、植え付けた後もしっかり水を与え、しっかり苗を根付かせる
  3. 株間の間隔を40cm程度空けて植え付けましょう
  4. 2〜3週間に一度追肥を行い大きな株に育てましょう

いかがでしたか。長くなりましたが読んでいただいてありがとうございました。
少しでもブロッコリー栽培の参考になればと思います。

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