2020年6月「ときめきガレージブログ」開設しました!

ナスの病気対策とは?生理障害かも?症状の違いと対策を徹底解説!

「ナスの葉の色が黄色く変わり全体に広がって枯れてしまった」

「ナスの実にツヤがなくなったり、実が腐ってしまった」

ナスの葉が枯れたり、実が腐ったりする原因は大きく、

  • 生理障害によるもの
  • 病気によるもの

に分かれます。

病気の対策と生理障害の対策は違うので、まずは違いを知り、

症状に応じた対応や予防対策を取ることが大切です。

この記事では、

  • 病気と生理障害の違い
  • 病気&生理障害それぞれの発生経路と要因
  • 病気&生理障害を受けた場合の対処と今後の対策

がわかるようになります。

とっきー
とっきー

私は貸し農園で野菜づくりを始めて9年になります。

年間を通じて40種類の野菜を栽培しています。

生理障害と病気の違い

生理障害の被害を受けて枯れたナス

「病気」と「生理障害」の違いをまず理解しておきましょう。

「病気」とは、

「疲れで抵抗力が弱っているときに風邪に感染した」という状態で

抵抗力が弱り、病原体が内部に侵入して感染した状態 

⇒抵抗力をつけたり、感染しないように対策をとる必要があります。

具体的には病原菌がいない清潔で健康な状態を保つ、感染源を断つなど。

「生理障害」とは、

人の状態で例えると「食べ過ぎてお腹が痛くなる」状態。

排出し、食べ過ぎをなくし症状を改善します。

ナスの場合の生理障害は、

栄養分の過不足が影響して異変が生じた状態

⇒栄養を過度に与えすぎない、栄養バランスを整えることが大切。

ナスの病気&生理障害に多い3つの発生経路と要因

ナスの病気や生理障害が発生する場合に多い3つの経路は、

  1. 土壌内から発生(栄養の過不足が要因=生理障害)
  2. 土壌内から発生(病原体が要因)
  3. 空気上の菌の飛来から発生

具体的に見ていきましょう。

①土壌内から発生(栄養の過不足が要因)

大雨で水分過多になり生理障害を起こし枯れたナス

土壌内の肥料などの栄養分や水分の過不足が要因で生理障害を起こします。

生理障害によく見られる発生要因として、

  • 植えつけ前の元肥を入れすぎ
  • 水の与えすぎ(多雨の影響も)
  • 同科目の野菜の連続栽培

ナスは大きな実を次々つけるために多くの肥料と水を必要とします。

ただ肥料や水が過多になると生理障害を引き起こします。

同科目の野菜を連続して植えると栄養に偏りが生じ、

「連作障害」という障害を発生させます。

とっきー
とっきー

例えば、ナスを植える前に同じナス科のじゃがいもを栽培してい

た場合には連作障害の危険性があります。

栽培面積が小さい耕作地の場合は、

  • 連作障害防止剤を使用する
  • 接木苗を植える

ことで事前に予防することが大切です。

②土壌内から発生(病原体が要因)

土壌内の病気は土に生存する病原体が要因です。

一度病気が発生すれば病原体は死滅するまで生き残ります。

株を抜いても病原体は土壌の中で生存するので

次に植えた野菜も同様に病気になる危険性があります。

③空気上の菌飛来から発生

実に発生したナスの病気

外で発生したカビなどの病原体は乾燥した空気で飛来します。

空気の飛来による感染は、

次々他の株に広がるので注意が必要です。

発生源が自分でなくても、他の畑からの飛来による感染もあります。

ナスの病気&生理障害から守るために大切な対策3つ

発生した場合の対処法や起こらないようにするための事前の対策です。

①土壌内の生理障害から守る対策

土壌内の生理障害から守る対策として、

対策補足注意
(1)適量の元肥と定期的な追肥一度に多くの肥料は与えない
(2)適量の灌水(水やり)水はけが悪い土壌ではうねは高めに

多雨の時期は被害の早期発見
(3)連作をしない耕作地が狭く連作になる場合は
連作障害防止剤の使用や接木で植える
土壌内生理障害の対策
とっきー
とっきー

ナスの生理障害は多いものだという認識が必要です。

 【あわせて読みたいナスの肥料のやり方】

ナス肥料の与え方|失敗しない元肥・追肥のタイミイングと手順

②土壌内の病気から守る対策

土壌内の病気から守る対策は、

対策補足
(1)感染源は即撤去他の株への被害を最小限にするためビニルにくるみ焼却する
(2)消毒するまで同箇所に植えつけない太陽熱で土壌消毒をおこない菌を死滅させる

※夏の灼熱期間が特に有効
(3)感染源は残さない撤収後の根や茎は病原体が残存する場合があるので残さない。未熟肥料は使用しない
(4)水ハネ対策をする黒マルチシートや株元にワラを敷き。土壌の水ハネによる感染から守る
土壌内の病気被害から守るための対策
とっきー
とっきー

夏の暑い時期の太陽熱消毒は効果抜群!

病原体だけでなく、雑草の種も死滅させるので効果的。

③菌糸飛来の病気被害から守るための対策

空気上にある菌糸状の病原体の飛来から守るための対策は、

対策補足
(1)日当たりの良い状態を保つ日光にしっかり当てることで症状の発生を防ぐ
(2)密植を避ける不要な葉や枝を整理し風通しの良い環境で育てる。被害を広げないように注意する
(3)乾燥を防ぐ菌糸の飛来を防ぐために乾燥させない。
乾燥時期は定期的に葉や株に水撒きをする
(4)早めに取り除く被害を広げないために被害にあった葉は実は早めにとり除く
空気上の菌糸飛来の病気から守る
とっきー
とっきー

空気上での感染はあっという間に広がるので、

早めに対処するようにしましょう。

ナスの病気&生理障害から守るための対策まとめ

この記事ではナスが病気や生理障害になった場合の対処法や対策をまとめました

まず、病気と生理障害の違いは、

生理障害は栄養分の過不足が影響して異変をきたした状態

病気は病原体が内部に侵入し感染した状態 


「肥料や水などの栄養」と「病原体」とは発生経路や要因や対策の

取り方が異なります。

次に発生経路は、

①土壌内の発生(栄養過不足が要因)

②土壌内の発生(病原体が要因)

病気は病原体が内部に侵入し感染した状態 

土の状態と空気が乾燥したり、湿気が多い時期は

病気&生理障害の発生に注意するようにしましょう。

最後に被害を受けないようにする対策です。

①土壌内の生理障害の対策は、

  • 適量な肥料や水分のコントロールをおこなう
  • 作物を植える際は連作を避ける

②土壌内の病気感染の対策は、

  • 被害を受けた株は即撤去する
  • 病気に感染した土壌は消毒してから植えつける
  • 土壌に病原体の発生の可能性があるものは残さない
  • 泥ハネからの感染がないよう泥ハネ対策をおこなう

③菌飛来の病気被害から守る対策は、

  • 日光にしっかりあて強い株を作る
  • 密植で被害を広げないようにする
  • 乾燥時期には水やりを増やし乾燥させないようにする
  • 被害を受けた箇所や株は広がる前に撤去する

以上がナスの病気や生理障害の被害から守る方法になります。

この記事がお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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