今週も1週間ほとんど雨天気が続いた。雨は嬉しいけど、流石に降り続けると心配になってくるものだ。
夏野菜の栽培の出来や収穫量はこの梅雨時期の降雨量にかかっている。
目次
トマトの根腐れは回復せず。トマトは撤収しよう…

今年の梅雨の傾向は完全に「多雨」。雨量が多いので作物はどんどん大きくなるけど、流石に長雨が多いと、根腐れを起こしてくる作物も出てくるので心配だ。
「根腐れ」は根がずっと水に浸かって、根からの呼吸ができなくなる状態。
次第に呼吸ができなくなった株は腐ってしまい、葉や実を枯らしてしまう。
特に水分を取りすぎると良くない夏野菜のトマトやナスの株は根腐れの症状が顕著に出てしまう。順調に生長していた株が急に元気がなくなり枯れてしまう。
ここ数年、雨が降らずに水不足で乾燥で水やりが大変というより雨が降りすぎて根腐れの状態になることが多い。
根腐れを起こさないように、極力水分の取りすぎがよくない作物は水ハケのいいところに植えるようにしているけど、ずっと同じ場所で栽培すると、今度は「連作障害」の被害に遭い、今度は他の病気にかかってしまうのも気になる。
狭い貸農園だからこその悩みでもある。
せっかく大きくキレイに生長したトマトたちはほとんど枯れてしまった。
しかも、実が真っ赤になったトマトは、カラスに食い散らかされるというおまけ付きだ。真っ赤になった美味しいところだけ持っていく。
少しくらいはキレイなトマトも残しておいて欲しい。カラスには同情がないのかと思う。
ナスも状況を見て、「更新剪定」をしてリフレッシュさせよう

ナスの状態も先週に引き続き、根腐れ状態から回復しない。

わー、実った茄子にカビが生えてる。これはすぐに除去しないと。
来週に回復の兆しが見えなければ、「更新剪定」をしてしまおう。
「更新剪定」は生長の勢いがなくなったナスの株の枝をバサバサと剪定し、根を切って、フレッシュな状態に戻してしまう。
一度株をリフレッシュさせることで、再度生長を促し、秋ナスの収穫に備えるという収穫テクニック。
最近取れ始めたばかりなのでもう少し実って欲しいのが本音だけど、ここは仕方がない。来週の状態をみて判断しよう。
きゅうりは第一弾の株は終了、順調に収穫できました

きゅうりは第一弾の収穫が無事終了。これは例年通りかな。
途中第二弾と収穫が重なったので、一気に収穫量が増え食べきるのが大変だったけど。美味しく食べれたので成功としよう。今年もご馳走さまでした。
第二弾のきゅうりには引き続き頑張ってもらおう。
昨年と比べて今年は雨の恩恵を受けた「ピーマン」と「ししとう」去年は根腐れにやられたが今年はいい感じ。引き続き沢山収穫できそうだ。

にんじんの種まき1回目は失敗。種が流れたかな?
毎年梅雨明けの暑い時期に人参の種まきをすると暑さで土壌が乾燥して発芽が成功しないので、今年は梅雨の時期に種まきしてみたが、これも微妙。もう一度撒き直さないと。

今週の収穫は雨のおかげもあって大量に収穫できた。きゅうりもいつもより
多く収穫できたけど、さすがに梅雨の1週間後の収穫なのでお化けサイズがいっぱい。こういう時は「きゅうりのQちゃん漬け」を仕込むに限る。

きゅうり、ナス、ミニトマト、ピーマン、ししとう、
青しそ、ズッキーニ
来週の週末菜園作業は、お盆明けの秋野菜の栽培準備
今週は、週末雨の予報で週末作業ができるかはわからないが、畑作業ができる状態であれば、
①にんじんの種まき(2回目)
②じゃがいも栽培の準備「土づくり」
③キャベツ&ブロッコリー栽培の準備「土づくり」
④長ネギ栽培の準備「土づくり」
の作業を進めていきたい