2020年6月「ときめきガレージブログ」開設しました!

ピーマンの栽培方法|初心者でも簡単な栽培手順と注意したい3つのポイント

家庭菜園で初めてピーマンを育てる際の具体的な方法が知りたい。


この記事は、初めてピーマンを栽培する初心者の人に

種や苗を植えつけてから収穫するまでの一連の流れの中で気になる、

  • 栽培に必要な道具や資材はどのようなものか
  • 作業の一連の流れや作業手順が知りたい
  • 前に押さえておきたい気をつけるべきポイントが知りたい

という初心者の人によくある栽培のお悩みを解決できます。


失敗した後で後悔することがないように

事前にしっかり準備して楽しく育てていきましょう!

とっきー
とっきー

私は貸し農園で野菜栽培を始めて9年になります。

年間で約40種類の野菜を栽培しています

ピーマンの栽培方法|必要な用具を揃える

まずはピーマンを育てるのに必要な道具や資材を揃えます。

【必要な道具】

作業に最低限必要な道具を揃えます。

畑作業に必要な基本的な道具があれば充分です。

  • 長靴
  • 作業手袋
  • 丸型ショベル
  • 平鍬(ひらくわ)
  • 丸パイプ
  • じょうろ


【必要な資材】

支柱は苗を3つ育てるのに必要な数になります。

  • 支柱(120cm 9本 3×3本) ※3本仕立てをした場合
  • 麻ひも
  • 黒マルチシート(畝の長さ)

黒マルチシートは必須ではないですが、メリットが多くあるので

使用をオススメします。

ピーマンの栽培方法|栽培の特徴

(黒マルチシートのメリット)

  • 気温が低い時期の保温効果
  • 土壌の乾燥防止
  • 雨天時の土壌の泥はねによる病気感染の防止
  • 雑草処理の軽減


【必要な肥料】

栽培に必要な肥料の種類です。

有機化成肥料は即効性があるので追肥に最適です。

液体肥料を水に混ぜて水やりと合わせて行うの作業効率的に効果的です。

  • 苦土石灰
  • 完熟牛糞堆肥(牛ふん堆肥)
  • 完熟鶏糞肥料(鶏ふん肥料)
  • 有機化成肥料(粒状・液肥)


【あると便利な道具&資材】

必要に応じて使うと良い道具を紹介します。

  • 土壌酸度計(土壌の酸度計測器)
  • 連作障害防止剤

連作障害防止剤は、植えつける前に肥料と一緒に混ぜ込みます。

特に家庭菜園では、ナス科目の栽培頻度が多く連続して栽培せざるを得ない

ケースも多いので使用しておく方が良いでしょう。

連作障害に気をつけたいピーマンと同じナス科の野菜

ピーマン、なす、ジャガイモ、トマト、ししとう

ピーマンの栽培方法|栽培の一連の流れと作業手順

ししとうは暑さに強い野菜です。

植えつけは気温が上がってから植えつける方がよく育ちます。

項目内容
栽培期間5月初旬〜10月中旬
育苗方法種 or 苗
発芽地温20℃〜30℃
生育適温22℃〜30℃
好適土壌酸度5.5〜6.5ph
うねの幅60cm(1列)
株間30cm
連作障害有無あり(3〜4年)
ピーマン栽培の特徴
とっきー
とっきー

ピーマンは暑さに強い野菜ですが、

土壌の乾燥状態や肥料不足には気をつけましょう

ピーマンの栽培方法|栽培の一連の流れと作業手順

次にピーマン栽培の一連の流れと作業手順を見ていきましょう

STEP.1
種まき&育苗
種まきは2月上旬から
育苗ポットに2粒〜3粒まく。

まだ寒い時期なので、ビニルハウスなどで育苗すると良い

苗の場合は5月初旬から、植えつける直前に購入する

ここはチェック
苗に本葉が10枚程度、第1花のつぼみがついた状態の苗を植えつける
STEP.2
土づくり
・植えつけ2週間前には土を耕しておく

・土壌酸度計を土に差し込み測定する(ph5.5〜6.5が最適)

・酸性土壌(5.5以下)の場合苦土石灰をまく

・前作がじゃがいも等のナス科の場合は連作障害予防をおこなう
 植えつけ場所を変えるか連作障害防止剤を使用する)

・1週間前に完熟牛糞をうね全体に混ぜこむ

・その後うね全体に堆肥(完熟鶏糞)を混ぜ込んでいく

・始めにリン酸を効かせることで、実つきがよくなる

・高さ20cm、幅60cmのうねを立てる ※1列の場合

・過湿や乾燥にも弱いため、高畝にして水はけをよくする

・うねを立てた後、丸パイプを使って植えつけ面を平らにする

・泥ハネによる病気の予防や土壌の乾燥防止として、うねに黒マルチシートを張る

【うねの植えつけ面を平らにする】

うねの表面に水溜まりができないよう均等に平らにならします

土づくりに必要な用具
土壌酸度計、連作防止剤、
平鍬(ひらくわ)、丸型ショベル、丸パイプ
苦土石灰、完熟牛糞、完熟鶏糞、リン酸肥料
適切な肥料の量
※苗3つ分
苦土石灰・・・150g(3握り分)
完熟牛糞・・・2kg(5リットルバケツ一杯分)
完熟鶏糞・・・150g(3握り分)
リン酸肥料・・・50g(1握り分)
STEP.3
苗の植えつけ
・植えつけ箇所に穴あけ器で植え穴をあけて苗を植えつける

・苗の間隔は30cmあけておく

・苗を植えつけた後はしっかりジョウロで水やりをする

・暑さに強い野菜なので気温が22℃を超える時期が最適

・植えつけは晴れた日の午前中に植えつける

・浅く根を広げて育つので、苗も浅めに植えつける

・支柱を立てるまでは、風で苗が折れないように仮支柱を立て麻ひもで誘引する

ここはチェック
コンパニオンプランツとして、マメ科の枝豆や落花生、カモミールやマリーゴールドを一緒に植えつけることで害虫予防や生育の促進効果があります。
コンパニオンプランツとは
違う種類の野菜を混植することで、病害虫を抑えたり生長を助ける効果を得ること
苗の植えつけに必要な用具
黒マルチシート、穴あけ器、支柱(90cm)、麻ひも、
ジョウロ
STEP.4
支柱立て&整枝
・苗が50cm程度に成長したらまず主枝に沿って支柱を立てる

・3本立てをする場合は1番はじめに咲く花の下の芽を2本残す

 芽の成長にあわせ、支柱を2本交差して立て、枝と支柱を麻ひもで誘引する

・枝が込み合うと風通しも悪くなり、害虫や病気の原因になるので整枝を行なう

【3本立てで仕立てた様子】

3本仕立て
ここはチェック
整枝方法
・枝が込み合ってきた場合は、枝をカットして風通しをよくする
・地面についてしまった葉や、黄色になった葉は取り除く[/tl]。
支柱立てに必要な用具
支柱(2m)、麻ひも、ハサミ
STEP.5
追肥&水やり
・生長に合わせて追肥をおこなう

・はじめは1番目の実がついた時、それ以後は2週間おきに追肥をおこなう
 (液肥の場合は1週間ごとが効果的)

・追肥は黒マルチシートを剥がし、うねの端にまく

・花が咲いても実がつかない、花が落ちる場合は肥料か水が不足しているので注意

追肥に必要な用具
有機化成肥料(粒状・液肥)
追肥に必要な量
有機化成肥料・・・50g(1握り程度)
液肥・・・バケツ一杯の水につきキャップ1杯分
STEP.7
収穫
・1番初めになった1番果は小さなうちに早めに摘みとる

・花が咲いて2週間から20日くらいで収穫サイズに

・収穫サイズは品種にもよるが15cm程度
 株に負担がかからないようによう大きくなる前に収穫する

追肥に必要な用具
ハサミ

ピーマンの栽培方法|ここは気をつけたい3つのポイント

ピーマンししとうの収穫の様子

ピーマンの栽培で気をつけたい3つのポイントを紹介します。

(1)生理障害に気をつける

生理障害とは栄養分の過不足によって株が異変をきたすことです。

ピーマンに限ったことではないですが栄養や水分の過不足にならないように

気をつけたいポイントです

【生理障害を防ぐためのポイント】

  • 同じナス科目の野菜を連続して植えつけない(連作障害)

    →3〜4年間隔を空けるか、連作障害防止剤を使用する
  • 肥料の与えすぎに注意する

    →植えつける前及び実がついてから2週間毎の頻度で
    特にチッ素肥料の与えすぎには注意する
  • 水はけをよくする

    →水はけの悪い土壌の場合はうねの高さを20cmにする

① ② ③は栄養や水分が過度に摂取したり偏ることがないように

する事前対策方法です

ピーマンによくみられる生理障害

青枯れ病(あおかれびょう)

葉が青い状態のまま枯れてしまう生理障害です。
梅雨時期の多雨や豪雨での土壌水分が多すぎることが原因です。

とっきー
とっきー

乾燥が続くと形が奇形な実になります。即効性のある液肥を混ぜ

しっかりと水やりをしましょう。

(2)病害虫、とくにアブラムシには気をつける

ピーマンの害虫被害はアブラムシやカメムシによるものが多いです。

先端の成長点を食べられて成長が止まったり、

アブラムシやカメムシが媒介しウィルスが植物内に侵入し感染します。

【アブラムシから守るポイント】

  • アブラムシの予防として銀色テープを支柱につける

    →アブラムシは太陽の反射光が苦手
  • 葉の裏側に要注意、目視でアブラムシがいないかチェック

    →先端の成長点や葉の裏に潜むケースが多い

アブラムシは早めに見つけて駆除することが大切です。

特にアブラムシの被害が多いので事前に対策をした方が良いでしょう。

カメムシは防虫ネットをかぶせて、株に付かないようにします。

とっきー
とっきー

少量のアブラムシであればガムテープの粘着部にくっつけて

取り除くことができます。

アブラムシを介した病害

モザイク病

シシトウの葉の表面・葉柄・茎に黄色や褐色の病斑ができる。
アブラムシを介しての侵入か雨の日に収穫した実の切り口からの
侵入には注意する。

(3)収穫までが難しいパプリカ栽培

ピーマンと同じ甘トウガラシの品種で「パプリカ」があります。

色鮮やかで甘みがあるので栽培でも人気の野菜です。

種まき〜収穫までの一連の流れはピーマンと同じなのですが、

パプリカ栽培はピーマンと比較すると収穫するまでの難易度が高いので注意が必要です。

パプリカ栽培が難しい要因として、

  • 開花してから収穫できるまでの期間がピーマンの3倍、2ヶ月と長期間必要

    →収穫するまでの完熟期間中に栽培リスクがある
  • 実が完熟するまでの期間に「尻腐れ病」の病害リスクがある

    →水分や栄養の過不足から生理障害が発生する危険性がある


  • 実が完熟するまでの期間に「カメムシ」や「タバコガ」の害虫被害を受ける

    →カメムシやタバコガ(イモムシ)が実を吸汁したり食害を与える

パプリカの実がついてから、黄色や赤に色づくまでの追熟期間に、

病害虫の被害を受ける可能性が生じることがパプリカの栽培を難しくする要因です。

病害虫被害に遭わないように追熟期間中は、

乾燥時にはしっかり水やりをおこなう

・定期的な追肥をしっかりおこなう

・害虫被害に遭わないよう実にネットを張っておく


などの対策をしっかり行うようにしましょう。

初心者でも簡単なピーマンの栽培方法まとめ

それでは記事のまとめです。

  • 栽培に必要な道具や資材を揃える

ピーマンの栽培は他の野菜栽培同様の基本的な道具や資材が

揃っていれば始めることができます。

その中でも必要に応じ使用をオススメするのが、

「黒マルチシート」と「連作障害防止剤」です。

黒マルチシートは

  • 気温が低い時期の保温効果
  • 土壌の乾燥防止
  • 雨天時の土壌の泥はねによる病気感染の防止
  • 雑草処理の軽減

に効果的です。

連作障害防止剤は、前作でナス科の野菜を植えていた場合に

土壌の改良効果が見込めます。肥料をまくタイミングで一緒に混ぜ込みます。

  • 作業の一連の流れや手順を知る

種まきから収穫・撤収までの一連の流れをおさえましょう。

特に押さえておきたいポイントは、

「追肥」と「3本仕立て」の作業タイミングです。

追肥は実がついてから2週間に一度の頻度で行います。

月の偶数週や奇数週におこなう等はじめに決めておくと良いでしょう。

3本仕立ては1番花が咲いたタイミングに作業が必要です。

  • うまく栽培ができるよう気をつけたいポイント

栽培時にトラブルが発生するケースが多い気をつけたいポイントです。

①生理障害

連作障害や肥料や水分の過不足によって発生します。

多いのは「青枯れ病」急激に雨の量が増える時期は注意が必要です。

自然現象で起こるケースもありますが防げる対策はしておきたいですね。

②病害虫の被害

ししとうの場合は「アブラムシ」による被害が多いです。

アブラムシは先端の芽の成長点を食べてしまい成長を止めてしまう

病気のウイルスを中に侵入させてしまうので早めの駆除が必要です。


③パプリカの栽培

栽培の一連の流れはピーマンと同じですが、着実し赤や黄色の色づけ期間が

ピーマンの3倍程度長くなるので難しくなります

追熟期間中に起こりがちな病害虫の被害に遭わないように水やりや肥料をしっかり与える、

実にはネットを被せて病害虫の被害を受けないよう対策を施しましょう。



この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。